20210813_diary 日記、メモ、法務委員会審議を求む

先日、帰りにテイクアウトミルクコーヒーを購入して、小雨の降る公園で飲んだ。
その日も一日降ったり止んだりで。
もう止む頃か? と思った雨もまだパラパラと降っていて。
ベンチも濡れていて座れず。

空腹を癒やそうと買ったパウンドケーキは、傘をさしたままでは食べれず。
ぐー…

それでも。

なんかもう秋なのか? と思うほど熱が奪い去られたような気温と、止みそうで止まない曇り空が明るくて。
ちょっと休憩した感は得た。

カフェに戻って下げ台にプラカップを置かせてもらおうかと思ったら、店員さんが声を掛けて受け取ってくれた。優しい。
ご馳走様でした。

今日も取り止めのない無駄話で回り道してすみません…

予定の作業の一部は進めましたが。


如何せん、書かずにいられない事態で、メモを残すことにします。

皆さんも各種報道記事を読まれてご存知かと思いますが。
ご遺族へ開示されたビデオ映像、たった一部であったのに、虐待行為と認識できるようなものだったり、看守の高笑いが収録されていたり、「IV drop」と英語で点滴を求めていたりと… 書類と内容の異なるおぞましいものだったようです。


週明け月曜、16日に法務理事懇談会があるそうで、そこで野党議員らがビデオ開示を求めるようです。
(感染爆発による対策検討を必要として国会を開くようずっと求められていますが、この件でも審議の場を求めてくれるものと思っています)
(熱海もずっと心配ですが、長野県長岡市、大丈夫でしょうか… 避難所の感染対策なども含めて、さすがに国会開いてくれよと思います)

予定があったり、この日記を書いていたりで気付き遅れてしまいましたが。
ツイデモ始まっていたのですね。

私は、最終報告書、まだ一部しか読めていないのですが。
議員懇談会での入管の説明と回答、それと確認した資料内容だけでも、異様な矛盾点が多く、そして終始責任逃れの回答だったことに、私レベルの部外者でも吐き気がするほどでした。

ご遺族の精神負担が心配で。
あの入管の回答自体が二次被害を生んでいると言えるのではないかと思うほど。

先日の東京新聞の記事で抜粋されていた最終報告の内容、尿検査で飢餓状態であったことが確認されていた件で。
この2月15日の検査が中間報告でまるっと抜け落ちていながら、治療が必要な状態を認識しながら、しかし16日の庁内診療では精神科の受診を促していた点について。

飢餓状態であるという検査結果を確認していたが、庁内医師は非常勤のため近日の日程調整は難しく、外部病院の受診が決まっているという認識で、対応に問題はないという認識だった。精神科受診という詳細まで認識できていなかった… という旨の説明をしていたように聞こえました。
他の説明も含めて、”把握できる状態になかった”とか、”認識不足だったが対応に問題があったとまでは言えない”という話になっていますが。

最終報告の冒頭部分で運用について記されている内容と全然噛み合わないですよね。

受診は各責任者の決裁を経る手続きがあるし、診療後も被収容者診療簿を作成して責任者が確認しているし(庁外の場合は+診療結果報告書も)。

勤務者日誌や、看守業務概況という書類が存在して、収容者の動静や健康状態を共有してるんですよね?
内容把握していないとおかしいですよね。

報告書上は、緊急対応が必要な場合には、看守責任者が病院へ連れていくなどし事後報告対応で可能ともあるけれど。
体重が激減していて、嘔吐もあり、吐血したこともあった人が、尿検査結果で飢餓状態にあったことを、緊急治療が必要だと認識していなかったのだろうか…


普通ならこれだけでも異常な判断能力の欠如だと感じると思うのだけれど。

彼女が死んでしまうと認識したのはいつか? という質問にも、投与した薬の影響により反応が鈍いと認識していたなどの説明で、最期まで認識できていなかったというような回答。
入管の処遇で彼女が亡くなってしまったという認識はあるか? という質問にも、改善すべき点は多くあるが、これが問題で亡くなってしまったということは特定できないという旨の回答だったと思う。

吐きそう。

調査チームが把握した司法解剖の鑑定書の内容だけでは、死因は特定されないという説明に聞こえたが。(病死という説明もあるようですね)
報告書で説明されている運用の通りに、被収容者診療簿や診療内容報告書やバイタルチェック一覧、看守勤務日誌、看守業務概況、引継簿などで彼女の容態を詳細に書き留められていたら、容態の変化の情報と合わせて、死因は特定できるのではないかと思う。

問題は、報道記事にもあったように、人権…もはや人命軽視と思える、そういった歪んだ意識にあったのではと。

衰弱していた彼女が亡くなる5日前に、カフェオレが飲み込めない様子を見て「鼻から牛乳」と揶揄ったと。
(報告書及び報道には更に酷い内容も)

ご遺族に公開されたビデオ映像には、看守の発言に高笑う声も入っていたと。

この者たちが、彼女の苦しみを理解しない者たちが、どうやって健康状態を日誌に書き留められるだろう。


(次の投稿へつづく)