20210813_diary_2nd. 日記、メモ、メロンソーダ、どうか国会での審議を

(つづきの前に余談)

諸々の理由で黄昏そうになりますが、この何もなさが私らしいわよ、と秋めいた涼しい風が思わせるのです。

他にも書きたいことがあったのですが。
帰ってきて資料のつづきを読んでいたら、どうにも、書かずにいられなくて。

(そして、私だから解る痛みもあるのかと、思ったので向き合います)
(詳しくは書きません、必要があるときには、彼女のために)

怒りで気が触れそうですが… つづきを。

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この意識でどうやって、生命の危機を感じ取り緊急対応できるだろうと。

収容に至った経緯の中で、DV被害についての点も。
議員がヒアリングで指摘し、SNS発信していた内容ですが。
→ 調査チームは、なぜかDV加害者であるとされる元恋人の男性には聴取しているが、ご遺族であるウィシュマさんの姉妹には聴取していない。

最終報告での評価として入管の説明は、DV被害に係る措置要領の、退去強制手続きにあたり仮放免した上で手続きを進めるという規定にあたらないなど説明していました。

「DV被害の影響により在留期間の更新等ができずに~(在留資格を失った)~事情は伺われなかった」

(括弧内 ↑ 不法という言葉を当てるべきでなく資格がないとした文言を使用するよう世界が人権意識を高める中、意識的に使用を繰り返しているように感じるが、書きたくないので言い換えました)


報告書にある収容までの経緯のところなどで状況を少し追えますが。
平成29年7月7日入学、このとき学費は1年分納入しており、平成30年7月6日(まる一年と考えて)までの学費は支払い済みだった。

詳細は不明だが、資料によると(それまでもバイトをしていたが)4月から自動車工場で働きはじめていて、元恋人の男性と静岡県で生活をしていたと書かれている。
このとき、難民申請をしていて、留学在留資格から特定在留資格が認められ資格が切り替わっている。
前後不明だが、資格変更の頃には、弁当工場で働いていたと記されている。

学費の心配がなかった時点でも工場で働いていることを考えると、金銭面でも男性に支配される関係であったのではないかという推測も生まれると思うが。

状況については、元恋人である男性や雇用先などからの聴取で経緯がまとめられているようで、背景についての確認が乏しいと感じる。

どういった状況で在留資格を失うに至ったかを、先に書いた議員の指摘のように、DV加害者側への聞き取りに頼っていて、第三者視点での事実確認に至っていない。
そのため、措置要領の仮放免対応の規定にあたる可能性も残される。

有識者の意見で「DV被害者と認められるべきであったか否か明らかでないが」(P.92)
小括で「退去強制処分を見直したり,~DV被害者として退去強制手続上特別の扱いをするべき事案とまでは言えないと考える」(同 P.92)

→ 措置要領では、丁寧な聴取の対象はDV被害が”思料”される者も含まれ、母国語を解する職員または通訳を介しての丁寧な事実確認により、適応するかの判断をするものであるはずなので。
丁寧な聞き取りができていない状況がありながら、これを条件を満たさないと判断するのはおかしい。



…。と、思って読んでいたのだけれど。

調査不足という次元ではないと気付きました。吐きそうだ。

彼女が学校を欠席し始めた時期。(別紙6 P.22)
事情があり体調に重い負担がかかったであろう時期と重なります。
【上記、訂正します】= = = = = = = = = = = =
資料にあった”2018年2月に薬の服用を強いられた”旨の内容は、別添資料で同じ項目の同じページに、別の項目では後日として次のページに、それぞれ訂正して2019年であるという旨の表記がありました。

別紙③ P.22(看護師等メモ抜粋)(括弧なし表記)- - - - - - - - 
【ベース情報】
 お腹に異常がないか確かめたい。2018年2月に ~(略)~ 病院に行かずに本国製の薬(錠剤1錠,注入薬2剤)を服用し ~(略)~ 元恋人の父親が本国から送ってきたもので詳細はわからず,服用を強いられた。服用後の8か月程度 ~(略)
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別紙③ P.22(看護師等メモ抜粋)(括弧なし表記)- - - - - - - - 
〇主観的情報(S)
2019年が正しいです。少し心配かなって。病院に行きたいとか薬を飲みたいとかではないです。
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別紙③ P.4(面会時の言動等一覧表) (括弧使用表記)- - - - - 
12月18日 「要旨」 
「私は ~(略)~ 恋人に薬を飲まされて ~(略)~ 薬を飲まされたのは2018年2月6日のことです。忘れもしません。今,私のお腹の中がどうなっているかは分かりません。」と発言した。
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別紙③ P.5(面会時の言動等一覧表) (括弧なし表記)- - - - - 
 12月23日 「要旨」 
・私は以前 ~(略)~ 薬によって ~(略)~ その時期を2018年と話しましたが,正しくは2019年です。今は元気です。体は問題ありません。
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年号を間違えて話し、後から訂正したということのようです。

(「忘れもしません」と述べて伝えた日付を、数日後に訂正しているので気になりますが)
(お腹の状態を気にかけた直後に、”体は問題ありません”と断言した表現になっているのも気になりますが)

この部分、実際の面会簿や日誌と合わせて、開示請求がかけらているところでしょうか。
他の事項とも合わせて、開示されることを願います。

発生年の訂正について、確認不足で記載してしまい、申し訳ありません。
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~看護師作成メモの抜粋(表記は基本的に原文まま)という資料に、「薬は元恋人の父親が本国から送ってきたもので詳細はわからず,服用を強いられた」とあります。

(以前の投稿で質疑を参考に、看護師と面会があったのは12/18と書いてしまいましたが、12/21のようです、申し訳ありません、後ほど修正いたします)

脅迫文の内容も把握しながら。
暴力等の存在について「最初の退去強制令執行時に~申出を受けた職員」「支援者との面会に立ち会った職員複数名」が耳にしていたという認識がありながら。

上に書いたように、在留資格を失った経緯にDVが関与している可能性が示されていながら…

これは、第三者による調査報告ではありません。
異常に偏った内容で、”入管は悪くない”を言うための書類だと認識しました。

議員さん、助けてください。

ここにきてこのような報告書を出す入管に、人命を預かる資格はないと強く感じます。
入管の処遇や判断を正当化するために、調査や報告書や日々の入管内の作成書類があるわけではないはずです。

彼女を助けてください。

このような対応でいいんだと認識している入管や法務省を、このままにしてしまうことは、犯罪を見逃すことと思えます。
国会開いてください。

ツイデモ参加遅れてごめんなさい。

私もこれからまだ読めていない資料を読もうと思いますが。
皆さんも、ぜひ報道や資料から目を離さずいてください。

知れば知るほどに。
どれほど苦しかったか、悔しかったか、おぞましいほどに浮き上がってきます。
彼女を一人にしないように、皆で目を向けましょう。


それでも、健康に生きましょう。