20210318_ 日記、ビッグイシュー、認知バイアス、民主主義、ミャンマー

長四角い食べ物。 

 

 

そういえば一人カラオケが好きなのでした。
久しく行っていません。

学生の頃、橘いずみの『ゼッケン5』という曲が好きで友人と行ったカラオケで歌ったら、「お経みたい」という感想を得たのですが。私の歌唱力が低かっただけで、良い唄ですよ。
(カラオケで歌う曲ではないかな)

シャッフルで聴いてしまうと、その『ゼッケン5』の後にフー・ファイターズの『No Son of Mine』が流れるというカオスな事態になります。
(あ、次にKing Gun来た)

これまで聞いたことなかったフー・ファイターズですが、インタビュー記事読んだのでダウンロードしてみたのです。
(THE BIG ISSUE vol.403  3月15日号の表紙だよ)

・誰にでもある「認知バイアス(心の働きにある偏り)」とは
・遺伝子の“人間の仕様書”が時代遅れに (カテゴリー化や認知バイアス)
など、忙しい日常での情報処理の効率化や経験値判断からくる判断基準がもたらすもの。
多くの情報に触れる機会に恵まれたいまの社会に、そして、差別煽動が顕著になってしまったこの社会に、私たちが持っている感覚を見つめ直す閃きを与える記事がつづきます。
おもしろいです。

そして、クーデターで軍による弾圧が深刻化しているミャンマーについて。
政治活動家のウェイウェイヌー氏のインタビュー記事の掲載もあります。
18歳にして家族と共に政治犯として投獄され7年間を刑務所で過ごした彼女の、そのような状況でも尚、信念を持ち受刑者たちの声を聞く柔らかさを持ち、人権と尊厳を与える活動への希望を絶やさずに事態と向き合う力に、驚かされます。

欠陥だらけの民主主義として、ジェノサイド(大量虐殺)を見過ごしてきてしまった民主主義が、今の事態を引き起こしていると説いていて。

入管の問題や国政における数々の違憲的な在り方を、自身の住む国の問題として向き合うことができずに表面的な平和を讃える、今の日本に言えることではないだろうかと、彼女の強さを思いながら読みました。

先日、国連でミャンマー国民に連帯の意を示したチョーモートゥン氏が指名手配にされたという記事を読みました。
(怒りが込み上げて凄いです)

インターネットが遮断される状況にあり、よりSOSが世界に発信されにくくなってしまう事態だそうです。それでもなんとかして発信された映像の中に、国民を一方的に追い込んで集団で暴行を加え、ご遺体を引きずり遺棄しているような治安部隊の姿が映っていました。
(幾つかの報道機関で報じられた、救護隊員を車から降ろし暴行を加える監視カメラ映像がありましたが、事態はそこから更に酷くなってしまっていると)

こうした状況の中でも、ミャンマー国民の皆さんは、とても強い意志で、武器を持たない平和的な抵抗を貫いています。
武器を手に抗ったその先に招いてしまう、最悪の事態を知っているからだと思います。
それでも、その無抵抗な国民の命を奪い、目の前で民主主義が奪われ壊される事態に、どこまで耐えられるのかと… 最悪な事態の火種が生まれてしまう前に、(もうすでに恐ろしい事態ではありますが) それを止めることができるのは、国際社会で、各国の協力しかないのではないでしょうか?
こんな事態を見過ごしてはいけないですよね?

軍事の式典への日本国連大使の参加は無いと断言があったという朗報を見ましたが。
より明確にミャンマー国民を守る動きを示す必要があるのだと思います。
日本国内でハンストしている皆さん、どうかご無理なさらず、ご自身を大事にしてください。

あ、少し話を戻します。ビッグイシュー。
駅前や街角で販売員さんが冊子を抱えて売っている姿を見かけたことがある方いらっしゃるのでは?
税込み450円で購入できます。機会ありましたら、ぜひ。

そういえば、作家さん繋がりで度々SNSのタイムラインで見かける作品(作家: オダカマサキさん)の段ボールアートも紹介されていました。おお。

私がいつも買わせてもらっている販売員さんは、他にも日雇いで働いてらっしゃるのでお見掛けできない日もありますが、どのタイミングでお会いできるかもサプライズ的に楽しみになっています。

ふと、初めて冊子の後半ページに販売場所の案内があって。
皆さんが寒い日にも根気強く立っている場所が一覧になっていて、なんかジワっとしてしまった。

政府が真剣に誰一人残さずに守り抜く対策を取って、現実的にコロナを終息させて、安定した生活を送るための支援を叶えて、穏やかに笑い合える日があることを、願います。

だから、やっぱ色々を政府に求めていかなくちゃだめよね。

健康に生きましょうね。
また。

(日記は次の投稿へつづきます)