流行ってるとあんまり聴かない(または見ない)というクセがあって。
何となく耳に残るフレーズを鼻歌ったりしても、買わずに知らずにいたりするんです。
それでも、稀有に何か意味を見付けたときに、手元に買って置いたりするので。
反対の思考の持ち主に対話させて、ごく当たり前の場面として小さな議論をたくさんさせて、意志はブレずにも互いを受け入れてる様子を描いているところも。
そして、柔らかくて素直で頑固で、無器用にもアイデンティティーを貫く主人公を、繊細に華やかに表現した俳優の、幻のような眩しさ。
🐞不機嫌なジーン🐞🍀の主題歌: feel my soul /YUI
スクールからスクールへの移動中に、今日の昼日の明るさと冷え込んだ空気を感じながら。
ちょっとモノトーンに見える、コンクリートと敷石にステップアラートの黄色が映える、階段を上がりながら。
前半で「生きていく意味を知りたいから」の部分が(これもとても良きメッセージ)、後半で言い替えられるところ。
俳優、竹内結子の幻のような存在が、あの作品の気配が唐突に溢れて。
だから、幻のようなと、日々葛藤していたことに目を瞑ってしまうような表現は、申し訳ないとも、思う。
(もしかしたら私は、受け止めることに遠回りしていたのかも知れない)